こんにちは タケイ電器の熊崎です。今年も残すところ 10日となり 寒さも身にしみる季節です。
今年は 冬場でもエアコンが売れています。来年の夏を見越して 取付る方もいらっしゃいますが、やはり 暖
房器具と言えば 「エアコン」というのが 当たり前になってきているのではないでしょうか。

もともと冷房器具として生まれた家電製品ですが、技術を応用してマルチな空調家電として発展してきました、
そんな経緯もあって、以前は冷房に比べると暖房能力は劣るという印象がありましたが、技術の向上により、
近年は寒冷地仕様の製品が登場するなど、すっかり家庭用暖房器具の定番となっています。
そんなエアコン暖房ですが、冷房同様に気になるのはやはり電気代。実は、冷房よりも暖房のほうが電気代は高
くなる傾向にあります。
というのも、エアコンというのは、空気中から集めた熱を「冷媒」と呼ばれるガスで運び、室内外で入れ替える
というのが基本的な仕組み。冷房時には室内の熱を外に運び出し、暖房時には外気の熱を室内に取り入れる「熱
交換」の作用をそれぞれ逆に行っています。
エアコンの電力消費が最も高いタイミング
エアコンが最も電力を消費するのは、やはり室温を設定温度まで到達させるまでの立ち上がり時です。
例えば、室内の温度を25℃に設定した場合、夏場の室温が30~35℃ならその差は5~10℃、冬場の室温が10~
15℃とすると15~10℃ほど室温を上げる必要があります。
住んでいる地域や住宅環境などによっても条件は異なりますが、室温と設定温度との差が大いほど消費電力も上
がるため、一般的には冬のほうが電気代が高くなる傾向にあります。
「自動」運転モードが効果的
しかし、エアコン暖房の節電のコツも冷房時と基本は同じです。
エアコンは、設定温度までの起動時のほうが電力を消費する傾向にあり、
電気代を気にして最初から「弱」運転してしまうのは実は逆効果。省エネには最初から「自動」運転モードのほうが効果的です。
また、一般的な空間においては、空気というのは冷たいほうから暖かいほうへ移動する性質があることから、外
の冷気が窓ガラスごしに室内に入り込みやすくなります。
そのため、せっかく暖めた室内の空気も冷やされて暖房効率が悪くなるため、カーテンなどで防ぐことも節電の
秘訣。インプラスも 効果的な手段です。
暖かい空気は上昇する性質もあるため、扇風機やサーキュレーターを天井方向に向けて運転させることで
効率的に部屋を暖めることができ、省エネにつながります。
「暖かさ」には湿度も重要
さらに、体感温度は湿度と関係があります。同じ室温でも湿度が高いほど体感温度が上がるため、加湿器も併用
することで、設定温度を上げなくても暖かく感じることができます。
もちろん、フィルターの目詰まりは空気の通りを妨げるため、性能低下の要因となり、無駄な電力消費につなが
ります。夏の冷房時と同様に、2週間に1度を目安にフィルターのお手入れを行いましょう。


熊崎 潤一
特技:カラオケ
自己紹介:少子高齢化が急速に進む これからの時代は リフォームや リノベーションが注目されるのは確実です。今までの経験と 勉強で お客様に寄り添える仕事ができるよう頑張ります。

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