こんにちは タケイ電器の熊崎です。
春分の日も過ぎて寒い日が続きますが 来週からは 春らしい日になるようです。
しかし 朝晩はしばらくは 寒い日もあるので 暖房器具は まだまだ 必要だとおもいます。
先日は 中津川市内の幼児施設の教室へ ヒーターの取替に行ってきました。
長年にわたり 使用されてきて 故障部分の部品も メーカーにないという事で 今回 新しい ヒーターへ交換していただく事となりました。
↓今まで設置してあった FFヒーター

↓ 今回取り付けた FFヒーター (コンパクトになりました)

ちなみに FFヒーターって どんなものか ご存知ですか
通常の、石油やガスファンヒーター「解放式」は、室内の空気を燃焼させ部屋を暖めるのですが、
FF式ファンヒーターは室内と燃焼室を分離さることにより、お互いに空気の行き来が出来ないようになっており、
燃焼室の空気は、後ろに付いている吸排気口から燃焼のための空気を吸い込み、燃焼後の排気ガスは排出する仕組みになっています。
燃焼室は灯油又はガスと、吸気口から吸いこんだ酸素で燃焼させ、そこで出た熱で室内側の空気を暖めるという構造になっています。
FF式ファンヒーターは、「ガス」と「灯油」があり、灯油の場合は室外に灯油タンクの設置が必要です。
メリットとして
・室内の空気が汚れない
・換気の必要がない(換気による暖房ロスがない)
・臭いが少ない
・結露が少ない
・外気の温度に左右されない
・吹出口の温度が「開放型」暖房器より低いので安全です
・灯油の場合、外部タンク等を設置すれば、給油手間等は不要です
・煙突で排気する方式にくらべて、燃焼する空気が汚れていないので、メインテナンスが楽です
デメリットとして
熱効率が5~10%位落ちる
・室内で燃焼するので、燃焼音がする
・設置場所から移動できない
(吸排気排気口や配管が必要となるので)
・シーズンの初めには吸排気口の点検・清掃が必要です
・部屋内の家具配置などの制約がある
(前面にはソファー等も置かない方が良いです。温風出口側にある家具は変色することがあります)
・設置工事費が必要です
・降雪の多い地域では、吸排気筒が降雪や屋根からの落雪によって塞がれていないか、排気筒が外れていないか日常点検が必要です。
・オフシーズンは場所を取ってしまう
・埃が背面の隙間に溜まりやすく、掃除がしにくいという点があります。
一般家庭には あまり向かないかもしれませんが 子供達の教室など
には 適していると思いますが ランニングコストの事を考えると
将来的には 同じ空気が汚れず 安全な エアコンになっていくと思います。

熊崎 潤一
特技:カラオケ
自己紹介:少子高齢化が急速に進む これからの時代は リフォームや リノベーションが注目されるのは確実です。今までの経験と 勉強で お客様に寄り添える仕事ができるよう頑張ります。

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